Archive for the ‘環境’ category

矢坂山のナナミノキ

2012年2月21日

散歩とツツジにからまる笹(ササ)を切るため矢坂山に登りました。矢坂本町の三本杉より入り中腹に車を止め、鯉が池の土手に上がり、湖畔の道より間道を抜け、尾根に出てスベリ山と富山城跡の本丸北端までを往復して帰ってきました。3mに及ぶ樹高のツツジもあるのですが多くは1mに達しないのが多くその根元や周辺に笹が絡まっています。可憐なピンクの花が咲いたときそれ自身は葉をつけるのは花が散った後なのにヒョロヒョロ笹が出てせっかくの美しさを半減させます。ツツジの群生地も多くあるのですが笹に埋まってしまっています。ツツジの枝を切らないよう、さらに根元から新たに増えてきている苗を切らないよう選定ハサミで切ってゆくため中々捗りません。沿道によっては、草刈機で除草してツツジを切ってしまているところがあります。
赤い実をつけている木をクロガネモチ(アクラ)と思っていましたが、聞くところによると葉の形と実の付き具合が違い「鳥もちの木」であることが分かりました。鯉が池広場に大木があり桜とのバランスで切るか悩んでいましたが、冬の景観として残すことにしました。鳥もちの木の由来は樹皮から鳥もちを取り、昔販売されていたことによります。海岸に近い山地に生えるそうで矢坂山が島であったころからか、仏教橋と供に中国から持ち込まれたのかもしてません。ちなみに奈良の法隆寺に見事な鳥もちの木があるそうです。最近は庭木にも多く取り入れられています。4月には黄色い花を咲かせ、冬に赤い実を付けます。山頂にも1本ありますが、群生地を探してみたと思います。

と書きましたが、吉備の中山、矢坂山の植生を調べられて、矢坂山にも600種以上の樹木、山野草があることを確認されているかたからナナミノキであると指摘があり、鳥もちの木は確認されていないとのコメントいただきましたので訂正します。ホームセンターで実を多くつけたよく似た木が鳥もちの木として販売されていました。葉の形がナナミノキの方が長細く確かに矢坂山はその葉の形です。その名前の由来は諸説あるようですが、一説によると「七実の木」と言われ七実は多くの実をつけることを示すそうです。また、花は6月に紫赤をつけるとのことです。
写真:ナナミノキ、氷の張った鯉ケ池、ナナミノキ拡大

10何年ぶりかに植えられた田んぼ

2010年7月23日

10何年ぶりかに植えられた田んぼ
 農協委託している田んぼが大いのですが、休耕田対策で転作もされず、葦の茂る状態で草刈にも困っていましたが、今年は熱心な耕作者が見つかり近所の大部分の田んぼの田植えが行われました。「やはり田んぼには稲がないと!」と皆で喜んでいます。
 

北長瀬駅北口水路の清掃

2010年5月23日

北長瀬駅北口水路の清掃
 北長瀬駅がオープンして便利になり、通勤客中心に乗降客が多くなりました。ところが南口や他の駅のに比較して、水路の載り面に雑木が多く、下草も刈り取られていません。草花、アジサイ、ツツジ、桜、モミジを植えたらとの意見もあります。
 そこで、JR中庄駅長(北長瀬駅担当駅長)と岡山保線区助役らの協力を得て、市久会メンバー6名で、今回は川舟で対岸より渡り、プラットホ-ム下より能登川用水橋梁までの載り面の雑木の伐採と下草の刈り取りを行いました。
 何時の時代の護岸か石積が崩れているところが多く、ニュトリアが多く生息しているそうです。足場が悪く、急傾斜のため、さらに当然鉄道路線よりには危険が伴なうため立ち入りできず、思いのほか大量にあって午前中かかりました。当初、雑木、草は舟で運ぶ予定でしたが、JRで片付けてくださるとのことで助かりました。
 さらに胡麻田地下道まで順次綺麗にしてゆきたいと考えていますが、雑木が自然に生えたのが沿線住民にとって車窓からの目隠しなって切ってもらては困るとの意見や、JR用地と水路の間に民有地があるとのことで水路の管理者である岡山市役所と岡山保線区が協議と協力を仰いでいただけることになりました。
 

植物による水路管理

2010年5月18日

植物による水路管理
 5月15日児島湖流域フォーラムにおいて岡山市環境局環境保全課 心光清課長補佐により「植物による水路管理」の講演がりました。
 流域の家庭の浄化槽を合併浄化槽化や下水道整備を進めることが好ましいのでしょうが、いずれもさらに進めることに課題が多いようです。水路をを利用した水の浄化は植物の浄化能力を利用しますが、概念的には効果的に見えますが、数値的に実証されておらず、近隣住民の協力・理解が必要でまだ課題が多いようです。
 
 昨年より溝に笹が瀬川自生の黄ショウブなどをポットに植え浮かべてみていますが、大雨のたび流され、固定が大変で、溝に比べてポットが多きため落ち葉、ゴミが溝をふさぎ流れを妨害しています。水を流すのみ最低限の溝しかないのに本来無理があるのでしょうか。側溝壁に生えるセリは冬場でも生育するし除去も簡単なためむしろ好ましいようです。
 「植物による水路管理」に先立って、岡山県環境文化部環境管理課の西平強課長の「児島湖の水環境」によると岡山平野は児島湖とほとんど同じ水位で、雨が降らない限り水の滞留状態が続く特殊地形にあるとのことです。また、COD,リンは微減しているが環境基準に達せず、窒素は横ばい状態にあります。県としては打つ手なしと言った感じでした。

カイドウ枯れる

2010年3月25日

カイドウ枯れる
 昨秋、落葉の季節になっても葉が付いたままで、枝に皺が目立つ様になった、幹を見ると鉄砲虫が入っていて殺し、殺虫剤を塗布して、芽が出ることの一抹の期待をもっていましたが、花芽も無く枯れたとあきらめました。
 毎年、桜、桃よりあでやかで楽しましてもらいました。

急速充電器の回答

2010年2月26日

 急速充電器の回答
  
拝啓 マルチメディア目安箱にメールをいただきありがとうございました。
 CO2排出削減などの地球温暖化対策は、今日の重要課題ですが、
電気自動車はCO2排出削減に向けて大きな効果が期待されており、県では、昨年、「岡山県電気自動車等普及推進協議会」を設立し、
県を挙げて電気自動車の普及に向けた取組を進めているところです。
 電気自動車の普及促進にあたり、1回の走行距離がガソリン車など
と比べて短いことが課題であり、特に、電気自動車の初期需要の創出
に向けて、急速充電器などのインフラ整備が不可欠と考えております。
 県内でも、民間の急速充電器のサービス提供が始まっており、県と
しても、県庁舎と3県民局の計4箇所に急速充電器を設置することと
いたしました。
 現在、電気自動車「アイ・ミーブ」は、県の公用車として20台、
県下市町村に19台、企業などを含め、県内に70台程度が導入
されています。
 今年4月からは、電気自動車の一般向け販売も始まる予定であり、
関係者の皆様方とともに、地球温暖化防止に向けた電気自動車普及への取組を強力に進めていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 
                                                      敬具
 
 平成22年 2月25日
 
                                       (マルチメディア目安箱担当)
                                      岡山県知事室公聴広報課長
                                               大 前   進
—– Original Message —–
Sent: Thursday, February 11, 2010 5:48 AM
Subject: 急速充電スタンド

拝啓 時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

 さて、次世代エネルギー施策など敬意を評します。ただ、急速充電スタンドの普及については疑問を感じます。23日の新エネルギーセミナー2010の基調講演「日本の新エネルギー政策」経済産業省 渡辺昇冶 新ネネルギ-対策課長が講演されたように30分もかかる急速充電では話にならず、レッカー車にたよった方がまだましとする意見に賛成です。三菱の電気自動車が地場産業として成長し、徐々に技術革新が進むことを期待することはわかります。しかし、県の経済情勢は、その余裕があるのでしょうか。Iムーブの現行性能、価格に普及段階ではないと考えます。

 夜間電力を充電に使用するとガソリンの1/10の原価に押さえられ、車体価格の高いのを補えます。しかし、日中に急速受電するなど言語道断で、増してや、この方向での社会インフラを誰が負担するのでしょうか。 太陽光発電の普及には賛成ですが、高コストのそのエネルギーを急速充電に使ったのでは金の無駄使いです。小生の研究している光触媒発電フィルム(下記プログで概念紹介・新エネルギーセミナーでの有機太陽電池と同類)が実用化し原子力より低コストで発電できる時代が来たとしてもそれは難しいことです。

 行政のパフォーマンスとしか見えませんが。現実を直視し、県の電気自動車を返却し、急速充電器を撤去し経済的な財政運用を願いたいものです。県庁職員が汗を流してエネルギー獲得を目指すのが望まれるのではないでしょうか。僭越ながら。

敬具

ソーラー送電開始

2010年2月20日

ソーラー送電開始
 明日電気工事に行くと連絡を受け、「10時ごろには発電に適しているので、13時ごろ伺います」を10時には工事に来るものと待ちわびていました。13時より連携工事とかで、受電メーターの取替え、パワーコンデショナーへのパネルからの結線がありました。スタートし3分待つうち、13時30分に発電送電開始しました。定格4.5kwの80%の発電性能でシュミレートしてあるそうです。現在母屋は改築中で冷蔵庫のみが動いていて、大工さんも屋根に上り手作業中で、0.06kwの使用量のみでした。天候は曇り時々晴れで、1.8kw発電、1.7kw売電とモニターに表示されました。見ているうちに100円分送電とかでカップラーメン1杯分儲けたことになりました。夕方に差し掛かっていましたが、日が差したとき2.2kwの今日の最高発電量を記録しました。この季節だと5時ごろに発電終了とかで、徐々にブル-ランプが緑よりイエローに変わり、受電となりました。ちなみに、モニターの下にあるコンセントは、非常用で信越地震では役立ったそうです。サービスかと思い、コ-ヒーメーカーを挿して、朝、沸いてないので驚きました。
 半導体の特性として温度が上がると発電効率が落ちるため、ある工場屋上でソーラーに水を掛け冷却しテストしている所があり、なんでも試してみたい小生は、試していたかもしれません。これをやるとパネルにひずみが起こり、表面も腐食を受け、藻が生えたり大変なことになるそうです。万一鳥の糞が落ち汚れても自分でしない方が良いそうです。こんな無茶な方法は元より考えておらず、パネルの裏に循環媒体体を流し、熱交換しエネルギ-を取得しできなかと考えますが、未だに商品が出ないと云うことは課題が多いのでしょう。
 連携工事のついでにテレビアンテナを前の場所に移設していただきました。台風で倒れたため、ソーラーを付けた屋根から、ソーラーに影響ないのですが、北の葺き替えた屋根に戻しました。パソコンのテレビ番組表がインターネットからのみしか取れなかったのですが、又、自動受信できるようになりました。画像も鮮明なり、高さと前のマンションが多少影響していたのでしよう。
 さらにフクデンの部長さんがパソコンを組み立てられるとかで、パソコンのRAM追加の相談したところ、良いご意見をいただきました。また、ブログに昨日50件以上のアクセスがあったと自慢したところ、一日に1000件以上のアクセスがあるとキャフンとなりました。音楽と郷土史・地域情報・生きている証として発信の違いだと負け惜しみ。ちなみに「アナログお父さんの変身!アドレスhttp://blogs.dion.ne.jp/analogshinn/」で、オンチな私には分かりません。

土手焼き

2010年2月7日

土手焼き
 日吉地区の笹が瀬川の土手の美化に為、山陽本線より新幹線の間を、昨年より再々、草刈、樹木、竹の伐採を日吉町の有志により行われてきました。
 昨年は対岸の白石町と合わせて3月に土手焼きをしたそうですが、2月の方が焼くのには良いのではと言っていました。
 本日10時頃、電話があり土手焼きをするとのことで応援に行きました。着くと山陽本線の北側に水中ポンプで水を掛け、延焼を防ぎながら芝に火をつけているところでした。なかなか火もつかず芝が少しずつ燃え広がる程度で、程よい風で、風向きも西からで日吉町方法に煙が流れていました。
 北に向うにしたがって、葦の背丈も高くなり、伐採木も多くなり火勢を増し、風向きも東風に変わってきました。遠くから見ていた人や、車や洗濯物に灰が飛んできたとかで消防署に電話があったとかで近所の西署の消防車がやってきました。白石町への連絡も十分でなかったようです。明日よりしばらく雨で、風もほどよく急遽焼くことになったそうです。伐採した樹木、竹が一挙に燃えパチパチと爆竹が鳴るように激しい火勢となりましたが、燃え広がるような状況ではありませんでしいた。樹木、竹の伐採は終わっているため来年はこにょうな火勢になることはないでしょう。
 
 後楽園の芝焼きを始め、野焼きは古来からの冬の風物でしたが、住居の近接などによりできないところが多くなってきています。河川・湖畔の葦は水の浄化に役立ち、それを刈り取るか焼くことにより炭化し、汚水・燐酸を吸着し浄化に役立ちます。児島湖では刈り取った葦の炭化設備を設けています。葦、樹木を放置することによって、フミン質が増え、難微生物分解物質が増えているのではないかと推定しています。
 近隣に迷惑、増しては延焼などがあってはならないことですから、十分連絡、理解のもとに行いたいものです。9割の準備で無難に実行されるものと思います。放置すると付け火、不測の事態で発火する危険があります。消防署の人も理解くださりよく気をつけてやってほしいとの指導でした。都会に住んでいた人は奇異に感じるでしょうが、ご理解いただきたいものです。直前に草を刈るのが良いとの意見もあり、確かに葦、竹の葉が燃えた灰が風に乗って飛んでいったのが目立ちました。よく燃えるでしょうが、広大な面積と足場の悪いところで人手が間に合うかよく検討したいです。
 刈り取り焼却場で処分するにも膨大な人と労力が必要です。特に、生ごみ同様、青草を焼却場で燃やすには重油を多量に使わなくてはならず、エネルギーロスが多いことを考慮すべきです。炭焼きは自家発熱で炭化するため地産地消のエネルギー源になるでしょう。
 来年は2月中旬に行うよう協力・応援したいと考えています。

ESDプロジェクト

2010年1月29日

ESDプロジェクト

 一昨日、岡山市役所の環境保全課に、川舟の修理の助成金について相談に行きました。ESDは「持続可能な開発のための教育」としています。「ESDとは、大量生産・大量消費・大量破棄による環境悪化や貧困の増大などの弊害を招いた開発を反省し、将来にわたって、また地球規模の視点においても、あらゆる人々が自然環境などと共生できる持続可能な社会の達成を目指す座主教育を言います。地域の特性に応じて、環境・社会・経済のバランスのとれた社会を実現するため、環境教育だけでなく、人権・平和・貧困撲滅、健康・男女間の公平、異文化理解などの広い概念を含んでいます。また、主体的に社会に関わる人を育成するため、参加型の学習を重視している。」(岡山ESD推進協議会パンフレットより) 大野学区では、ダルマガエル保護活動が助成を受けています。

 市久会の活動はこの概念に合致し、川舟の修理について教育プログラミングと支援団体を明確にすると助成の対象となりそうです。ただ、5月申請、6月決定で5万円程度になる見通しです。ダルマガエルの保護活動への参画の要望があり、会としてイベントに協力したいと思います。岡西公民館を紹介を受け、「北長瀬物語」などの寄贈、会員募集を張り協力を仰ぐことになりました。後に、ライフジャケットの無料貸出先があるとの連絡を受けました。

 

ダンボール堆肥始めました

2009年12月28日

ダンボール堆肥始めました  
 御南水辺の会よりダンボール堆肥一式をもらってきて始めました。
 「身近なバオマスエネルギー」を編集し徐々にやってみたいとは思っていましたが、なかなか実行は難しいです。田舎に住んでいる小生にとっては、コンポストに投げ込むのがやっとでした。
 まず出口において毎朝家内が渡してくれる流しコナーの生ごみを入れスコップで混ぜることにしました。時期もあり、みかんの皮が多いこと。いつになったら腐るのだろうと、とりあえず構わず放り込み混ぜる。遅まきながら、方法を読むとぬかを混ぜて入れるとか、コイン精米ででも取ってこないと。さらに、水分調整のためとぎ汁を入れると書いている。とろあえず水を汲んできて水分補給。徐々に調整してゆくつもり。今日出た生ごみは三角コーナー山盛りで、発酵するのか、最初のネタつくりが重要なのにと。さらに難題は冬は保温のため湯タンポを準備したほうが良いとかで、春になって始めればよかったと反省。副読本の「生ごみを減らそう」を家内に見せると「こんなこと常識よ」と、失礼しました。3日坊主にならないよう頑張ります。
(参考資料はスーペス/公開ホルダー/御南/作り方・生ごみ減量)