11月 2015 のアーカイブ

ごぼう茶

2015年11月25日

ごぼう茶は自宅で簡単にできる。
ところが、昨今の健康食ブームや6次産業化などでごぼう茶なるものが開発販売されている。これは結構美味である。
岡山県井原市芳井町明治地区(昭和29年の市町村合併前は「明治村」)で栽培している「明治ごんぼう」は、「ゴボウ」のことで、この地域の方言で「ごんぼう」と呼ばれている。
この地域で栽培されているゴボウは、一般に流通している砂地のゴボウとは違い、粘土質の赤土で栽培されており、土の影響により「柔らかくて、非常に香りが良く、ゴボウ本来の味が楽しめる」、「太くて柔らかく、えぐみが少ないのに、ゴボウならではの風味がしっかりとしていて素晴らしい」と、日本料理店はもとよりフランス料理、中華料理など幅広く使われている。
また、この味と香りのよさを生かした「ごぼう羊羹」「ごんぼうかりんとう」「ごぼう茶」などが地元で商品化されヒット商品になっている。
歴史は古く、江戸時代から栽培されていたとの文献があり、明治末から大正初期に産地としてゴボウ栽培を始め、その後、県下一の産地になっていた。
しかし、畑が急傾斜の上、粘土質のため収穫は重労働で、専用の二本鍬(くわ)から現在では建設用機械に専用のツメを付けて収穫をしているが、収穫効率が悪く、後継者不足となり、出荷量は年々減少している。
今では、倉敷市の連島ごぼうが西日本有数の産地となっており、品質面では全国トップクラスに位置し、「ミネラル栽培」の連島ごぼうとして中四国地域の市場に出荷している。
土壌診断に基づく土づくりを十分に行い、土を活性化させることで、ごぼうのうまみ成分であるミネラル豊富な「連島ごぼう」は洗うと肌が白く、ごぼう特有のアクが少なく、肉質は柔らかで、甘みがあり、消費者から“とてもおいしいごぼう”として人気が高いのが特徴である。
ごぼう茶が美と健康に良い5つの理由とは?
1 便秘を解消する
2 若返り効果がある
3 むくみを改善する
4 冷え性を緩和する
5 美肌を作る
1 便秘を解消する
ごぼうには便通を良くする食物繊維が豊富に含まれている。食物繊維は、腸内を正常化するためには欠かせない。
また、ごぼうには腸の働きを活発にするオリゴ糖も含まれています。
2 若返り効果がある
ごぼうにはポリフェノールの一種であるサポニンが豊富なので、食べても飲んでも若返り効果が期待できる。
殺菌作用
抗癌作用
コレステロールを抑制する効果
3 むくみを改善する
ごぼうには、イヌリンという名の水溶性ムコ多糖類が含まれています。イヌリンは、利尿作用を高める効果がある。
4 冷え性を緩和する
ごぼうの成分は高級薬草としてお馴染みの朝鮮人参と似ているのです。朝鮮人参には体を温める効果がある。
5 美肌を作る
ごぼう茶に含まれるタンニンが肌トラブルの救世主になる。タンニンは毛穴や皮脂腺を引き締める効果がある。

キク科のごぼうは、土の中で育つ植物だ。
ごぼうの主な栄養素を紹介する。
血行促進や抗酸化作用があるビタミンE
免疫力アップや代謝アップなど体全体と調整するビタミンB群
緊張緩和や高血圧を予防するカルシウム
便秘を解消する食物繊維
顔や脚などむくみを予防するカリウム
血糖値や体温を調整するマグネシウム
カルシウムと結合して骨や歯を形成するリン
月経過多や動物性の食べ物不足による貧血を予防する鉄
性欲増強作用があることで知られている亜鉛もごぼうに含まれている。
それは、精神安定作用がある。亜鉛は、不足してしまうと脳への神経伝達が上手くいかなくなり神経を乱す。
ストレスによって大量に消費されて不足しイライラする、悲しくなるなど精神状態が不安定だと感じる時には積極的に摂取すると良い。
特に亜鉛は、記憶力アップや集中力アップも期待できる。

鯉を調理

2015年11月17日

鯉の特徴は生命力の強さと長寿。このことから妊婦などの栄養補強に良いとされ、鯉コクは母乳の出を良くするなどとも云われる。五月の鯉の吹流し、子供の成長を願う鯉のぼりもあるし、縁起が良いので昔から絵画の題材にされる事が多い。変わったところでは山陽のある地方で好きな人に想いを伝える料理とされる。バレンタインのチョコです。鯉は男らしさの象徴でもあるとされ、そこからでしょう。兎も角、海の王様眞鯛に対して川の王とされる鯉は、日本人に馴染み深い魚なのだ。
田植えの時期となると卵を産むため水田に上がってくる。
冨山城の水の手、鯉ケ池に数年まえ1mを超える鯉を持ち上げ放流してとこり大量に稚魚が生まれ今では10cmほどに成長している。錦鯉はサギが食べていなくなた。
そこで、自宅の水槽で金魚と飼うと仲良く泳いでいる。
ある日、ホテイアオイ、松藻を食べていることを見つけ、津山の内水面研究所に聞き、資料を送ってもらったところ、鯉を放った池で藻が3/1となり、田でも除草の効果があったとされている。 草魚も効果があるが外来魚だ。
津和野で鯉料理を食べるのを楽しみしたが、料理人が居なくっていた。
児島湖の八浜で鯉を買ってきって、生簀に放ち1匹料理した。
刺身で食したところコリコリ触感もよくタイを上まわる美味であった。
味噌汁として朝食に食べた。

祝MRJ・幸吉・詮家・鯉etc

2015年11月14日

P1020166 P1020170 P1020193児島湖対岸の常山近くの八浜に出かけた。浮田詮家の兄と云われる弥太郎(浮田基家の八浜合戦でなじみだ。
今回は、鯉を入手するためだ。
田町の覚善院に送ってもらい秋の大祭に出席、昼ごろより。宇野線で出かけった。
茶屋町で50分待たないとならにどのことだか、快速で1便早く乗り、前の若物に話しかけると、坂出帰る途中とか。
初任地が高松イオンでやっと海を渡る気になったとか。紅葉見物に行ってみたい気分。
茶屋町で別れ、駅そばで時間をつぶす。干拓300年の記念碑が立っている。イ草記念館の案内も目に付く。鬼の親子の銅像が立っていて、鬼まつ行事の案内があった。茶屋町と鬼がどのように関係しているのだろうか。
プッラトホームで外人を見つけ話しかけるが、読書と彼女に夢中。
八浜駅に着くが意義と遠く、タクシーもないためヒッチハイクとなる。
児島湖浄化センター近くの養魚場に行く。顔なじみとなった大将が早速水槽より3匹小型の料理しやすい鯉を見繕ってくれる。
前日注文すれば、刺身も用意できると。
手際よく荷作りしてくれる。岡山まで特急便が30分間隔であると、停留所まで作業している人に送ってもらう。
停留所には表具師幸吉の記念碑と案内版がある。
世界で一番早く空を飛んだ人、幸吉が_(1757年)宝暦7年八浜の長町の『桜屋』 の次男として生まれる。7歳の時、岡山の紙屋に奉公にでた。
幸吉は鳥の飛翔に興味があり、蓮昌寺で鳩や雀見つめ夢を膨らました。八浜に帰り、生家の屋根から南風に乗って飛んだ。しかしこの飛行はわずか、50㍍で終わった。幸吉28歳。
岡山の京橋から風に乗って飛んだと言われている。『人々を騒がした罪』により一時入獄し,その後岡山をところ払いなった。
八浜で船員生活を経て静岡県 《駿府国》 へ居を移す。歯師として生計を立てていた。
しかし、夢を捨てきれない幸吉は飛行試みここでも所払いになった。
幸吉の最期は静岡県で 弘化4年8月21日 91歳で没した。

写真はカメラのデータが取れず過去の八浜。