5月 2016 のアーカイブ

実験農場(ビラ市久)

2016年5月14日

1500㎡の田んぼを順次畑地に換えることとなった。

南・東100mは幅5mで山土を入れた。

東面にサツマイモ2品種10弦及び南京5株、栗2品種 さらに スモモ、サクランボ、桃、ピオーネを植えその間に少花粉のヒノキ2本を植えた。

何面にはメロン3株、スイカ2株、トマト10株、トウモロコシ10株、キュウリ15株植え、更にヒノキ5本を植えた。門にはヒノキとモミジを植えた。

各植え付け時、下記に示すグルタチオン肥料(JA備北で購入)を規定量1g/㎡施用した。元肥は山土でもあり堆肥、化成を施用した。

栗、ヒノキには施用例がまだない。

1000㎡の田は順次大豆を蒔き始めた。サトイモは種芋を植え付けた。

グルタチオンは米国でサプリメントや医薬品として販売されている。肝臓などに多く含まれるペプチドの一種だ。人体に有害とされる活性酸素の働きを抑える作用があるとされる。しかし、これを人間が摂取しても成長が速まるわけではない。

植物に与えた際の作用はもう少し複雑だという。「グルタチオンは光合成の働きを促進する。空気中の二酸化炭素(CO2)の取り込みが多くなり、植物体を太らせる」。研究の責任者である岡山県生物化学研究所の小川健一グループ長はいう。

光合成における炭素固定の仕組みである「カルビン回路」で働く特定の酵素の働きが、グルタチオンによって促進されるという。

植物の持つ多様な機能の発現を制御し、人類の生活基盤である食料、衣料、居住環境素材(木材、紙など)、燃料などの安定的な生産・増産技術となる。

3~4割の光合成効果がヤサイ類は年内に結果が出る。果樹類は、桃栗3年、ヒノキは5~20年。柵、支柱、柱として使えるのが楽しみ。

栗の落ち葉のたい肥に期待する。

また、ヒノキは仮植えしたのが10本残っているためどの様に植えるか仮題が残った。乞食谷川に移植するの予定。