用水路の浄化装置
用水路の汚染、汚濁の原因 用水路の汚染、汚濁の原因のほとんどが生活排水によるものです。その中に含まれる有機物が原因です。それで、用水が濁り、透明性が悪くなります。また、水中の微生物により分解されますが、その時、酸素が消費されます。結果、水中の酸素がなくなります。その状態になると、嫌気性微生物の働きで、有機物が分解され、悪臭の原因となる物質ができます。結果、さらに透明性が悪くなり、悪臭が発生します。 2.対策 対策としては、汚れた生活排水を流さないことです。が、これは難しい。従って、対策としては 1)水中に酸素を供給すること。
2)水中の好気性微生物を増やして、有機物を炭酸ガスと水にまで分解させることです。(炭酸ガスと水にまで分解できれば悪臭は発生しません。) 3、浄化装置 この2つの対策を実現できる方法として下の写真の浄化装置を開発しました 浄化装置 アクアボール 筒(パイプ)の中に、カキ殼成分からなるボール状の玉(アクアボールと呼んでいる)を詰めます。そして、水中に沈め、水中ポンプを稼働させます。結果、アクアボールがゆっくり溶け出し、好気性微生物の増殖を加速させます。また、パイプから出た水が落ちる時に、空中の酸素が水に溶け込みます。それを連続的に行うことにより、用水路の撹拌ができます。これにより、徐々に用水路がきれいになります。 浄化装置の特徴は 1)装置が簡単であること。 2)維持管理がいらないこと。(但しアクアボールが減った分だけ追加する必要はあ る。) 3)維持管理費が安いこと。 4、能力 浄化能力はパイプに詰めるアクアボールの量によって決まります。昨年の岡山大学との共同実験の結果、アクアボールlkgで、約10m8の用水の浄化ができることがわかりました。目一杯詰めると約2 0kg入るので、2 0 0m3の用水の浄化が可能です。すこしずつ溶け出すので追加が必要です。が、ゆっくり溶け出すので丸ごと溶け出すのには1年以上かかります。 5。性能 性能は色々の方法で表すことができますが、一番わかり易いのは水が透けて見える透視度です。これが↓m以上に成ります。それに必要な時間は設置後、2週間~4週間です。 6、装置 1)水中ポンプ・・・1台(100VX0.75kwX290L/分×10m) 2)アクアボール・・廃水量に応じて(1, 0 0 0円/kg) 3)電気代・・・・0.7 5k w/時×24時/日×10円/kw時=180円/日 ポンプは連続的に稼働させることが必要です。従って、電気代は浄化が必要な期間の日数をかける必要があります。 4)装置の費用は8万円です。(アクアボールが詰まった状態で。)万一、効果がでなかった場合は無料です。効果が確認された後、1月以内にお支払いください。 7、結論 納期は即納です。いつでも用意できます。 水温が上がってくる春先から微生物の動きが活発になり、用水の汚れが日立つようになり、遂には悪臭が発生するようになります。その期間、是非、使って用水の浄化、水環境の保全に役立てて下さい。 有限会社アクアテクノス 代表取締役楠敏明・ 技術士(上下水道、衛生工学
This entry was posted on 2020年8月22日 at 11:31 午前 and is filed under 未分類. You can subscribe via RSS 2.0 feed to this post's comments. You can comment below, or link to this permanent URL from your own site.
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