冨山城の櫓道
富山城絵図によると二丸、三丸、本丸、北丸の城郭の少し下に4ヶの櫓が書かれている。
現在、本丸に至るには三丸付近は採石により両側が断崖の狭い道となっている。
櫓の痕跡もないが、二丸入り口当たり本丸に行けるか探索した。
雑木林に入ると、落ち葉が積もっていて足をとられそうになる。シキビが多く生えていて、行く手を遮る木をノコ・ナタで切って前へ進む。ツツジも多くあるが葉も花も無いこの時期、間違って切らないよう気を付ける。直ぐ右手の上に本道が見える。
「やまとしろさくら(学名オオシマザクラ)」の大木の下あたりにツツジが群生している。又、ツツジの下に一面に苗が群生していた。昨年、矢坂山のツツジの種を鉢に水苔をひき蒔き芽が出た。この種より花が咲くまで10~20年かかる。
少し行ったその先は、断崖絶壁で本道に上がった。ここまで2時間かかったが、本丸は程遠かった。
本丸の先で吉備の中山の吉備津彦神社を見ながら、昼食を食べた。
帰りは、断崖の下に降り見上げると絶景であった。一部木と共に崩れていた。
ジャノヒゲのヒスイ色の実が見られた。
麓は見られず、池の上に出ってそれを周ると墓地に出た。明治期ヒラタケ栽培に成功した太田○造翁碑が立っていた。
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