矢坂山の植生


矢坂山の植生

 矢坂山の植生を調べられている方からメールがありました。矢坂山の600種以上の植生を調べられ、どのようにして調査するのかさえ興味あります。下記にメールの内容を転載しますので、植物につい詳しい方はご連絡ください。「矢坂山を語る会」で散策する機会や勉強会を開きたいと思います。

 一昨年から矢坂山(と京山)の植物調査を行っている者です。矢坂山の前は吉備中山で調査と採集を行い、その成果は今年「倉敷市立自然史博物館研究報告」に公表いたしました。これに続き、矢坂山の植物についてもまとめてみたいと思っております。矢坂山については、吉備中山に比べて資料も少なく困っていたのですが、このブログで「矢坂山を語る会」が発足したとの記事を拝見し、ご連絡させていただいた次第です。現在、採集した植物は600種ほどですが、あと1年を採集と調査にあて、その後は原稿の作成を行う予定です。

 矢坂山は水はけの良い花崗岩の山ですので、堆積岩でできた吉備中山とは植物相が大きく異なります。矢坂山では現在でもアカマツ林が多く残るのに対し、吉備中山ではほとんどがアベマキ・コナラ林になっているのがその好例です。岡山県版レッドデータブックに掲載された植物は、吉備中山では19種見つかりましたが、矢坂山では5種です。そういった点も比較してみたいと思っています。 

 矢坂山を代表する植物といえば、コバノミツバツツジだと思います。「アカマツ・コバノミツバツツジ群集」という用語があるくらいで、西日本のアカマツ林を特色づける植物のひとつです。

 

「植生調査情報提供ホームページ」というところに、岡山県各地の植生図が載っています。

国土地理院の1/25,000地形図の区分に従っているので、矢坂山は岡山南部と岡山北部にまたがっています。

http://vegetation.jp/miru/block/33.html

これを見ますと、たとえば吉備中山とは植生が全く違うことが一目瞭然で、

その要因はやはり地質の違いにあると考えられそうです。

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