中心市街地活性化法への疑問


中心市街地活性化法への疑問

 中心市街地活性化法は略称でありまして、正式には「中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律」であります。

この法律は、空洞化の進行している中心市街地の活性化を図るため、地域の創意工夫を活かしつつ、「市街地の整備改善」「商業等の活性化」を柱とする総合的・一体的な対策を関係省庁、地方公共団体、民間事業者等が連携して推進することにより、地域の振興と秩序ある整備を図り、国民生活の向上と国民経済の発展を図ることを目的としています。

これは、中心市街地を一つのショッピングモールと見立てて、都市基盤の整備改善と商業等の活性化を柱とした、ハード、ソフト両面にわたる諸施策を関係省庁が連携し、重点的に中心市街地の整備を図ろうとするものであります。

この説明によると、商業の停滞に対する打開策となっていますが、都市の空洞化により夜間住民が少なくなり防犯上好ましくなく、また郊外に住宅が無秩序に拡散し、さらに大型店舗が乱立したため、行政コストが大幅に上昇するなど不効率な都市、地域が誕生してしまたことによります。さらに高齢者が増加している時代にバリアーフリー都市形成に適していると理由付けされています。

 はたしてそうでしょうか、特に岡山市は広域的な主として岡山平野に形成されています。山林を切り開いた都市でなく稲作の水田に広がった都市であり、気候的に温暖な地域です。

住宅(屋敷)面積は世界標準では1000㎡ですし、島国の日本ではそれに達していないまま、特に江戸の下町狭小住宅等に代表されるような生活に適さない住宅や文化住宅、公団住宅と称してそれの流れがマンションに継がれ格安マンションとして続々と建てられています。エコ住宅として推奨されているのは300㎡の住宅の前庭に200㎡の家庭菜園、裏庭に200㎡に果樹園をそなえる合計700㎡相当の屋敷が理想とされ計画・模索している地域があります。

都市の象徴として高層ビル・マンションが争うように建てられてますが、はたしてそれが住みよく、効率的な都市でありましょうか。欧米の大多数の都市に高層住宅は少なく、秩序よく、緑が多く配置された都市となっています。アスファルトとコンクリート、住宅、ビルに埋め尽くされた都市は限られています。

都市・住宅ともに戦後復興のスクラプビルトが繰り返されています。本来の岡山の有利性を見出し、既存に整備された交通網を有効に利用すること(例えば山陽本線、伯備線、津山線、吉備線、瀬戸大橋線、水島臨海鉄道など)こそ、思想的都市再生ではないでしょうか。

 

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